🔶 「NLRがん予防クラスルーム」の展開

がんにおいてNLR(好中球/リンパ球比)はがん治療修了後の防御やがん予後(病気の経過)において規定因子として重要なことに再認識しました。

認識の元に、がん治療修了後の防御やがん予後改善の強化のためにNLRの自己検体測定と依頼者のレッスンを兼ね備えた「NLRがん予防クラスルーム」を設けて検査キットを持ち訪問することにいたしました。 

 「自己検体検査」とは


「測りましょう」「学び活かしましょう」 NLRががん増殖や進行に大きく関わっていることからNLRを測りその上で速やかに防御や改善に務めましょう。 


NLRの高値はがん罹患や予後不良を予測するなど、予後予測因子として大切です。検査を通じて、自分の免疫細胞を身近に見て、細胞への育しみ、励ましは目には見えないナチュラルパワー(自然免疫)が芽生えることでしょう。

 

好中球(Neutrophils)とリンパ球(Lymphocytes)の2つの細胞は免疫機能の指標としてだけではなく、「炎症」の指標としても用いられ、好中球とリンパ数の比(ratio)は治療の現場では有用とされています。

NLRは通常1.3 1.5程度ですが、高値(好中球数>)であれば、それだけ「炎症」の程度が重いということを示しています。

 

NLRが高い場合は、発症や進行しているがんや炎症が強いことを示すことになります。

NLRが低い場合は、免疫力が高い状態を示すことになります。

「好中球/リンパ球比検査」 とは

 

進行しているがんではNLRが高値を示すことが知られているだけでなく、大腸がんでの生存期間との関連、移転再発乳がんでの関連、さらには、免疫チェックポイント阻害薬治療の予後を予測などにも活用されています。

 

がん発生に多くの要因が存在します。遺伝子、炎症性サイトカイン、ホルモン、糖尿病、肥満、ウイルス、化学物質、紫外線、アルコール、喫煙など多岐にわたります。

 

そして、リスクファクターとして、酸化ストレスがDNAの変異を引き起こし、消火管がんの発生につながることが分かっています。

 

更には、慢性的なストレスはがん発生のリスクを高める可能性があるいわれています。ストレスは、免疫低下を引き起こしてNK細胞の働きを弱めます。また、活性酸素の増加を高め、細胞を傷つけます。そして、ホルモン分泌を乱し、がんの進行に影響します。

 

がん発現の一因に、自身の免疫力の誤りがあったと考えます。がん化した腫瘍細胞を見落とし攻撃できなかった失敗があります。

 

ですから、エビデンスのあるがん療法と共に、合わせてパトロール力と攻撃力のある自身の免疫力が重要なキーとなります。

 

がん治療の成果を発揮する症例には、自身の確りとした免疫力のバックグラウンドとしての支えが見受けられます。

 

いずれにしても、がん細胞の摘出、化学的破壊、放射線破壊によるがん3大治療に頼るだけでなく、自身の免疫力(好中球/リンパ球比のバランス)も合わせ備え、闘う体制を整えることが重要であると考えます。

 

 

「自己検体測定」は3つのフォローでイムプルーブメントを誘導

「自己検体測定」は、好中球/リンパ球比(NLR)を測定して、炎症やリンパ球比を知り、イムプルーブメントさせる取り組みをいいます。 

「イムプルーブメント」とは、「改善」という意味で、物事がより良いと見なされる状態に移行するプロセスをいいます。

 

フォローは、化学的なフォローでなく、からだに備わっている生体機能を誘導し活用して免疫バランスをイムプルーブメントするものです。

 

イムプルーブメント誘導のフォロー

フォロー「好中球/リンパ球比(NLR)」 がん治療での炎症やリンパ球比を知る取り組み 

フォロー「経穴刺激免疫療法」 免疫細胞を増加させる取り組み

フォロー「バスマイルド入浴(マイルド加温療法)」 免疫細胞を活性化させる取り組み

 

フォローを活かしてのイムプルーブメント誘導は自己の免疫能の向上につながり、結局は、がん予後の改善向上につながります。

                                                                    

3つのフォローを使って「がん治療と「生活の質(QOL)の向上」に努めます。