* 「NLR(好中球/リンパ球比)教室」の展開

ナラ鍼灸院の院長が臨床検査技師でもあることから、がん治療において好中球/リンパ球比(NLR)ががん予後(病気の経過)規定因子として重要なことに再認識しまた。

これからのがん治療と予後改善にはNLRは欠かせないことから、NLR(好中球/リンパ球比)教室」を設けて「自分検体測定」としておすすめします。 

 「自分検体測定」とは


「測りましょう」そして「学び活かしましょう」 NLRががん治療に大きな役割を占めていることからNLRを身近に見られる検査の手伝いをはじめました。 


NLRの高値はがん罹患の予後不良を予測するなど、予後予測因子として大切です。自己検査よし、ヘルプ検査よし、自分の免疫細胞を身近に見て、育しみ、励ましのフォローの習慣は自身の免疫細胞に目には見えないナチュラルパワーが芽生えることでしょう。

 

好中球(Neutrophils、リンパ球(Lymphocytes2つの細胞は免疫機能の指標としてだけではなく、「炎症」の指標としても用いられ、好中球とリンパ数の比(ratio)が治療の場では有用とされています。

NLRは通常1.3 1.5程度ですが、高値(好中球数>)であれば、それだけ「炎症」の程度が重いということを示しています。

 

NLRが高い場合は、進行しているがんや炎症が強いことを示す可能性があります。

NLRが低い場合は、免疫力が高い状態を示すことがあります。

「好中球/リンパ球比検査」 とは

 

進行しているがんにおいて、NLRが高値を示すことが知られているだけでなく、大腸がんでの生存期間との関連、移転再発乳がんでの関連、さらには、免疫チェックポイント阻害薬治療の予後を予測などにも活用されています。

 

がん発生に多くの要因が存在します。遺伝子、炎症性サイトカイン、ホルモン、糖尿病、肥満、ウイルス、化学物質、紫外線、アルコール、喫煙など多岐にわたります。

 

そして、リスクファクターとして、酸化ストレスがDNAの変異を引き起こし、そのことから、消火管がんの発生につながることが分かっています。

 

更には、ストレスがあります。慢性的なストレスはがん発生のリスクを高める可能性があります。ストレスは、免疫低下を引き起こして、NK細胞の働きを弱めます。活性酸素の増加を高め、細胞を傷つけます。ホルモン分泌を乱し、がんの進行に影響します。

 

がん発現の一因に、自身の免疫力の誤りがあったと考えます。がん化した腫瘍細胞を見落とし攻撃できなかった失敗があります。

 

ですから、がん療法はエビデンスのあるがん治療と共に、合わせてパトロール力、攻撃力のある自身の免疫力が重要なキーとなります。

 

がん治療の成果を発揮する症例には、合わせて自身の確りとした免疫力のバックグラウンドとしての支えが見受けられます。

 

いずれにしても、がん3大治療の、がん細胞の摘出、化学的破壊、放射線破壊による治療に頼るだけでなく、自身の免疫力(好中球/リンパ球比のバランス)も合わせて備え、闘う体制を整えることが重要であると考えます。

 

がん治療に、好中球/リンパ球比を良好に備えましょうと言うことです。  

 

「自分検体測定」は3つのフォローでイムプルーブメントを誘導

「自分検体測定」は、好中球/リンパ球比(NLR)を測定して、炎症やリンパ球比のバランスを知り、イムプルーブメントさせる取り組みを行っています。

 

「イムプルーブメント」とは、「改善」という意味で、物事がより良いと見なされる状態に移行するプロセスをいいます。

 

提供しますフォローは、化学的なフォローでなく、からだに自然と備わっている生体機能を誘導し活用して免疫バランスをイムプルーブメントするものです。

 

イムプルーブメント誘導のフォロー

フォロー「好中球/リンパ球比(NLR)」 がん治療での炎症やリンパ球比を知る取り組み 

フォロー「経穴刺激免疫療法」 免疫細胞を増やす取り組み

フォロー「ナラ式風呂温熱療法(マイルド加温療法)」 免疫細胞を活性化する取り組み

 

フォローを活かしてのイムプルーブメント誘導は自己の免疫能の向上につながり、結局は、がん予後の改善向上につながります。

                                                                    

3つのフォローを使って「がん治療の向上」並びに「QOL(生活の質)の向上」に努めます。