フォロー「経穴刺激免疫療法」
がん治療を優位には、副交感神経を上手く誘導
がんは、免疫力によってがん細胞の増殖が抑制されたり、がん細胞が死滅させたりします。がんを考える上で免疫力は、極めて重要なポジションにあります。
免疫能は、ストレスや働き過ぎや、心の悩みなどによっても免疫力が抑制に働きます。心の持ち方、考え方、大きな環境の変化などによって、免疫能に与える影響を理解する必要があります。
例えば、仕事が外勤から内勤に、その逆の環境の変化が思わないストレスとなり、その上に、喫煙や飲酒が増え、さらに、不眠や肥満などが重なればかなりのボリュームで免疫能の負の負担となることが推測されます。
近年のがんの研究によって、多くのがん遺伝子の存在が明らかにされています。これらの多くは、正常細胞が本来持っている上皮細胞の再生の増殖関連遺伝子であって、正常細胞が交感神経などの刺激を受け続ければ、この増殖関連遺伝子に異常が起こり、その細胞が悪性化するものと思われます。
先の、考え方や環境の変化による悩みなどがストレスとなり交感神経刺激の持続を引き起こし、その交感神経刺激が、交感神経が働いたときに分泌される「ノルアドレナリン」の受容体がある顆粒球(白血球)が増加します。顆粒球が活性化し、武器となる放出する過剰な活性酸素によって上皮細胞を傷つけて、細胞損傷を引き起こすことが知られています。
一方、リンパ球には副交感神経が働いたときに分泌される「アセチルコリン」の受容体があり、副交感神経が優位になるとリンパ球が増加します。従って、リンパ球と好中球の割合は、その時点での自律神経のバランスを示すことになります。
バランスがいかに大切かというと、交感神経刺激が持続すると、 副交感神経支配のNK細胞からのパーフォリン(NK細胞の攻撃活性物質)分泌が低下し、 がん細胞を攻撃するNK細胞の攻撃(キラー)活性が低下します。 がん患者の免役能を調べると、ほとんどの場合、免役抑制状態にあります。 この傾向は、早期癌患者でも見られ、癌の進行とともにその傾向が強まるといわれています。
ですので、ストレスを除く方法として
1)これまでの、生活や生き方を見直して、働き過ぎを避け、心の悩みを除くようにする。
2)がんは免疫能が高まると、進行が止まったり、退縮し始めることがあるので、 恐怖心を抱いたり、悲観的に
ならないようにする。
3)ツボ刺激やくつろいだ気分になれるようにする
以上の様なライフスタイルで副交感神経を刺激して、免疫能を高めることが重要と考えます。
できる事なら、「経穴刺激免疫療法」を受けれれるかご自分で副交感神経優位を誘うツボ刺激も一つの方法と考えます。
特典
一度だけ「経穴刺激免疫療法」をお受けください。お教えしますツボ刺激をご自宅で気軽に行われることをお勧めします。
フォロー「経穴刺激免疫療法」
60余りのツボより選択して無痛刺激又は有痛刺激を選択していただき行うのですが、できるなら施術には西條一止(にしじょうかずし)医学博士が副交感神経を高める「座位・呼気・浅刺」での刺激方法として確立された方法を使用しています。これは座位の姿勢で息を吐いている間に皮膚から4ミリ以内に浅く刺し効率よく副交感神経を優位にする方法です。さらに有効とされている「長座位」を採用しています。
「施術モデル例」
「状況を緩和みて施術の変更」
「自律神経を乱れている」、「心身の不調が診られる」、「うつ状態のきざしが診られる」この様な状態であれば、ご相談の上、自律神経を整えるツボを優先させることをおすすめします。
*お教えしますツボをセルフケアとしてお役立てください。
「自律神経調節7ツボ」
1.外関(がいかん)「三焦経」 手の関節の背面のシワ中央より上3横指
2.労宮(ろうきゅう)「心包経」 指を屈曲し、人差し指と中指先が手掌シワに当たるところの中間
3.合谷(ごうこく)「大腸経」 母子と示指を開いてできるVという字形の底部
4.足三里(あしさんり)「胃経」 膝を曲げ、下より脛骨前縁を指先で押し上げていくと止まるくぼみ
5.太衝(たいしょう)「肝経」 足背の第1,第2中足骨低間の前のくぼみ
6.隠白(いんぱく)「脾経」 足の第1指の爪甲根部の内側の角を去ること1分
7.湧泉(ゆうせん)「腎経」 足底を低屈し、足底中央の前1/3のくぼみ