「NLRがん予防」
「NLRがん予防」のがん三次予防の先進的予防
テーマとするNLR(好中球とリンパ球比率)は炎症マーカーであって、NLRはがん形成の炎症との関係が深く、NLRの高値は、免疫応答が抑制されている状態を示していることから、がんの成長や転移のリスクが高くなると考えられている。よって、NLRの動向と自然免疫の強化は予防として大切と考えております。
「NLRがん予防」の役割
がんの動きを炎症で予測して、抗がん作用の要には自己免疫力(自然免疫力)を高めるを掲げております。
NLR(好中球/リンパ球比率)を測りがんを予測
身体には、身体を守る免疫機構として急性期の炎症に対応する好中球と慢性期の炎症に対応するリンパ球が備わっています。好中球とリンパ球の比率(Neutrophil-to-Lymphocyte Ratio:NLR)を使っての炎症マーカーがあります。NLRはシンプルながら炎症反応や免疫応答を反映するマーカーとして注目されており、がんや感染症、慢性疾患などの重症度や予後を評価するために広く使われています。
NLRの評価は、がんに特異的ではないが、がん発見に陽性度の高い位置づけにあるといえる
がん先進的予防の展開
「NLRがん予防クラスルーム」を設け定期的に訪問して自己検体測定の下でNLR検査に取り組みます。 がん細胞の発症・再発を早い段階でのキャッチとして炎症マーカーNLRを使って先進的予防に取り組みます。
NLRの炎症マーカーとしての意義
===============================◉ 特にがん患者に対して、NLRの上昇は腫瘍微小環境(がん細胞に対する免疫抑制性の環境の形成)の炎症と関連が深く、予後の悪化と関係があるとされています。
◉ NLRの高値は、免疫応答が抑制されている状態を示していることから、がんの成長や転移のリスクが高くなると考えられています。===============================
NLRのがん治療における役割
===============================◉ 多くのがん種で、NLRが高値の患者は低値の患者と比べて予後(病気の経過)が悪い傾向にあることが報告されています。
◉ NLRは、がん細胞を攻撃するT細胞の働きを活性化させる薬である免疫チェックポイント阻害薬(ICI)治療や、抗がん剤などの反応予測因子としても研究が進んでいます。===============================
リンパ球を増加し活性化してがん予後改善
守りの要として、自己の備わっている自然免疫の強化が大切と考えております。2007年、世界がん研究基金(WCRF)と米国がん研究機構(AICR)に公表した報告に「がん」の70%は予防できる…そのための「10の方法」があります。
1 . 肥満をさける
2 . よく体を動かす
3 . カロリーの多い食品、糖分の多い飲料をさける
4 . 植物性の食品を食べる
5 . 肉の摂取をひかえ、加工した肉は食べない
(注:家畜として飼われている、牛、豚、羊、山羊などの肉。鶏
肉は含まない)6 . アルコールをひかえる
7 . 塩分をひかえ、カビのはえた食品は食べない
8 . サプリメントに頼らない
9 . できるだけ母乳で育てる
10 . がんになったことがある人も、以上の助言に従う
加えて、「NLRがん予防」は、免疫細胞の強化としてお風呂を使ってのマイルド入浴をすすめています。マイルド入浴はがん治療で使われているマイルド温熱療法に属す方法であることからエビデンスに報告されています樹状細胞、NK細胞、細胞傷害性T細胞(CTL)など活性化に活用できるセルフケア(自己療法)です。マイルド入浴はワンツーマンレッスンをお受けになりがんセルフケアとして使っていただけます。
「興味がありましたらまずは、対談にお越しください」
がん予後をテーマに、NLR(好中球/リンパ球比率)のがん予後の位置付けや、NLRをどの様なものか、どの様に測定するのか、リンパ球をどの様に増やし、どの様に活性化するのかなどをお話します。対談は予約が必要です。尚、対談は無料で行いますので遠慮なく起こしください。(奈良)
「担当者経歴資格」
恩賜財団 済生会茨木病院並びに医療法人 中央会 尼崎中央病院 医療法人 広実クリニック(旧医療法人広実病院)等で血液学的検査を専門に検査員及び検査室長を30年余勤務、赤外線治療器のメーカーにおいて赤外線治療器を用いて癌治療及び不妊治療として医師と協力して全身温熱装置の開発と考案を16年に渡り臨床開発室長として従事、1997年にナラ鍼灸院(旧なら愛語堂鍼灸治療院)を開設
「国家資格」
臨床検査技師、はり師、きゅう師
「NLRがん予防」