NLRの新しい取り組み

好中球/リンパ球比:Neutrophil/lymphocyte ratio:NLR  

NLRは、好中球(白血球の一部)とリンパ球(免疫細胞)の数を比較するもので、炎症の程度やがん治療の予後評価や戦略治療に役立ちます。これまでのNLRは、がん治療やがん予後において有用な予後予測因子として活用されてきました。

がんサバイバーの皆様にがん再発の懸念払拭にと考えてがん再発抑止としたNLRの自発検査を推奨しております。NLRの算出例(慢性炎症算出)を使ってがん再発抑止にお役だてください。

 

   

好中球  2024-07-28 153709.pngリンパ球  2024-07-28 152947.png

 

通常は、おおよそ好中球が約51%、リンパ球が約39%で、好中球/リンパ球比は約1.3です。がんや炎症が進行すると、好中球が上昇し、リンパ球が低下するため、NLRの数値が高くなります。但し、NLRが高い=がんではなく慢性炎症の精査が必要です。

 

 白血球数と白血球分類 「表1」2024-07-28 163326.png

上の表は、白血球数と好塩基球、好酸球、好中球、リンパ球、単球の5分類の数値
好中球(Neut)とリンパ球(Lympho)が大多数を占めていることが分かっていただけると思います。

進行しているがんにおいて、NLRが高値を示すことが知られております。特にがん患者において、NLRの高値は腫瘍微小環境の炎症と関連が深く、予後の悪化と関係があるとされています。いずれにしても、NLRの高値群は低値群に比較して無増悪生存期間および全生存期間が短かったことが報告されています。
 

「NLRに関する従来の活用」
従来の活用として、がん治療前のNLRは、進行した腫瘍の予後不良の指標や様々ながん治療後や切除不能においてNLRが高値を示す症例での予後予測因子として有用とされ活用されています。 いずれにしても、予後不良の指標に使われるケースが多く見られます。

好中球/リンパ球比は大腸癌根治切除例の予後予測因子として有用【外科学会2012】

 切除不能進行・再発大腸癌における好中球/リンパ球比の意義について  

白血球比率の高値が早期乳がん再発の高リスクと関連―ESMO Openプレスリリース

「NLRに関する新しい活用」
NLRの新しい活用は、がん発症を抑止となるがん上流予防の強化増強を意図とした活用です。
がん抑止を意図とした理由は、
がん罹患率(2人に1人)、死亡率(5人に一人)の現状を考えると早期発見、早期治療を主としたがん検診ではなく、がん発症前の環境を監視してがん発症の抑止となるがん前検診が望ましいと考えます。
 

NLRの活用を後押しとなる**日米連帯研究プロジェクト「慢性炎症の制御によるがん発症ゼロ社会の実現」**があります。 

慢性炎症の予測マーカーNLRを活用してがん発症ゼロ社会を目指しがん発症抑止に役立てる「慢性炎症算出」があります。 

血液検査の白血球分画%で簡単に算出できる慢性炎症の予測マーカーNLR(好中球とリンパ球比)でがんリスク数値化し**がん発症ゼロ社会の実現**を応援します。

 

がん再発懸払拭に
がんサバイバーの皆様にがん再発の懸念払拭となるがん再発抑止のミッションが必要と考えます。何故ならば、不安ない日常の営みの確保と健康寿命を延ばすためにか欠かすことの出来ない必要な要素と考えます。

 好中球とリンパ球比(NLR)の高値はがん患者の予後不良を予測するのに有効です。さらに、治療前のNLRは、進行した腫瘍の予後不良の指標となり得ることから、がんサイバーのがん再発や進行の監視にNLRの活用を提案します。NLR算出の基となる白血球分画は医療機関で測定していただけます。 また、自己検査を希望され方には臨床検査技師がお手伝いします。

csfナラ鍼灸院は、がんサバイバーの懸念払拭
としてNLRの活用を提案し、がん発症の要因となる慢性炎症を監視して慢性炎症の収束に努めてがん再発となる環境をつくらない不安の軽減解消に役立てていただきたいと考えます。

                                                            トップページに戻る

CSFナラ鍼灸院