=がん自然退縮イメージ=
私たちの身体にはコンフォート・ゾーンとホメオスタシスが、自己イメージをさらに強化する生理的現象として備わっています。
コンフォート・ゾーンは、私たちが「安心できる/自分のコントロール下にある」と感じられる領域をいいます。ホメオスタシスは、生体が変化を拒み、一定の状態を維持しようとする働きのことで「恒常性」とも呼ばれているもので、自律神経系や免疫系、ホルモンを生成する内分泌系が関わっています。
自己検体測定によるNLRの測定を単に数値を測るだけでなく、自分のリンパ球群を直接に垣間見ることから、全体像を把握するのは困難ですが、それにより興味や期待感を引き立てる効果が期待できます。
人にとってイメージは大きく影響します。NLRは視界を通じてのイメージであり、後ほど紹介しますマイルド入浴の生理的な温熱効果の免疫細胞アクティベーションも実質的な効果と合わせてのイメージもコンフォート・ゾーンとホメオスタシスに該当します。
がん三次予防の基本として、からだの休息となるストレス耐性や、健康的な食事、血流促進や筋肉増強となる適度な運動、良質で安定した睡眠などによる身体とって生活の質(QOL)が向上となる生活習慣の確保が大切と考えます。
「NLRがん予防」は、がん攻略の身体の備えとして、自然癒治療力の増強が最善と考えております。
腫瘍の自然退縮(自然治癒)1051例の中には、癌の自然退縮が216例含まれていた ・・・
免疫細胞によるがん細胞を攻撃するシミュレーション
免疫細胞ががん細胞を攻撃する流れとして、司令に従って攻撃する免疫細胞とナチュラルに攻撃する免疫細胞に分かれます。指令の流れは、司令の要である樹状細胞ががん細胞のがん抗原タンパク質を取り込み攻撃部隊である細胞傷害性T細胞(CTL)に連絡することであります。
一方、情報を必要としないNK細胞やNKT細胞、さらにはγδ(ガンマデルタ)T細胞などの免疫細胞の働きを助けるサイトカインが参戦してがん攻略に取りかかります。
少し厄介なことは、がん免疫逃避の状態であれば、情報を必要としないキラー細胞でも、がんの免疫避脱を解錠することが攻撃の条件となります。
がん免疫逃避とは、免疫回避または逃避異変ともいわれ、免疫系ががんを認識しても排除できない状態をいいます。がん細胞を攻撃する細胞傷害T細胞(CTL)から隠れたり、免疫抑制細胞を活性化させたり免疫細胞の働きを抑制させたりします。
一部がん情報サイトより引用
「NLRがん予防」は、がん征圧を増強にするためにイメージと併行してマイルド入浴をおすすめしています。
がん病院に、がん温熱療法があり回数に制限がありますが、基本的には保険適用されるものがあります。がんは熱に弱いことらがんを死滅させる局所温熱療法があります。温熱療法の学会では高温域(42.5℃以上)の局所温熱療法(ハイパーサーミア)と中温域(38.5℃~41.0℃)のマイルド温熱療法があります。マイルド温熱療法はまろやかな全身温熱療法です。マイルド入浴は独自に考案した方法でマイルド温熱療法に属し風呂を活用しセルフケアとして自己管理のもと自己治療を取り組むものをいいます。