はじめに シェーグレン症候群は中年(40~60歳)の女性に多くみられる、発症の原因がはっきりわかっていない病気です。
今のところ、白血球という細胞と、細胞が放出するサイトカインという物質が病気のさまざまの局面で影響していることがわかっていますが、なぜ白血球が役割と異なる振る舞いをするのかはわかっていません。
あらわす症状しては唾液や涙を作り出す組織に炎症がおきて、唾液や涙が十分に作り出せなくなる症状を呈し、ドライマウスやドライアイなどが引き起こします。
シェーグレン症候群は、関節リウマチや全身性エリテマトーデス(SLE)などの膠源病(こうげんびょう)の合併が見られない「一次性シェーグレン症候群」と他の膠源病に合併する「二次性シェーグレン症候群」に分けられます。
さらに、一次性の外分泌腺に限られる「腺型」と外分泌腺だけでなく全身の臓器に普及する「腺外型」に分けられます。
7:3の比率で「腺型」が多いといわれています。
起因と要因 本来、自分のからだを守るはずの白血球細胞に何らかの異常が起こり、自分の組織を攻撃する「自己免疫」が挙げられ、下記の●印のホメオスタシス(恒常性:内部環境を一定の状態に保ちつづけようとする仕組み)の乱れが考えられます。
●免疫系(免疫の仕組みにな、体内監視の自然免疫系と侵入対応の獲得免疫系があり2段構えで闘っています)と侵入対応の獲得免疫があり2段構えで闘います)
●中枢神経系(神経系の中で多数の神経細胞が集り大きなまとまりになっている領域)
●自律神経系(血圧や呼吸数など、体内の特定のプロセスを調節している神経系)
●内分泌代謝系(種々の作用を持つ物質がうまく調和して全身の臓器に作用し、生命を維持し、生体の恒常性や正常な代謝機能を保つ機構)
◎改善として 🛀「身体メンテナンス入浴」よる加温作用でホメオスタシスの身体管理システムに働きかけ改善を期待します。
加温作用を確かなものにするために からだを温める入浴「予備加温」だけでなく温まったからだを確りと保持する「保温」を実施して改善能力アップにつなげます。「保温」は本会考案の的確ながら手数のかからない方法です。
改善に期待される加温作用(本会調べ) 加温作用は、深部体温の「予備加温」「保温」という体温上昇と保持によって発現するもので単に入浴で身体を温めて発現するものではありません。
下記に現れる加温作用は 人が持ち備えている自然治癒と融合して、自然治癒力を正常に戻したり高めたりすることで疾患の改善に働きます。
●HSPプレコンディショニングのストレス応答を応用したHSPを主役とした様々な病態 ・障害から臓器を保護する治療手段
●ホメオスタシス(生体恒常性)3大システム(自律神経系、内分泌系、免疫系)の賦活化または安定化
●一酸化窒素合成酵素(eNOS)発現による一酸化窒素(NO)産生、NOによる血管の拡張、NOによる血管新生の関与(血管若返りに関与)
●ベータ・エンドルフィン(脳内麻薬:快適物質)の増加による鎮痛作用
●痛み物質のブラジキニン(痛み物質中最強)やプロスタグランジン(痛み反応性を高める物質)や、乳酸などを血行促進によって流失除去
●副腎皮質ホルモン分泌を刺激して抗炎症、抗アレルギー作用の働き
●温熱刺激が髄鞘変性を促進することで末梢神経の再生を促進する可能性が示されている
期待される加温作用(詳細).pdf
“お風呂🛀でからだ修復” ・1℃アップ入浴 ・3日置き身体メンテナンス入浴 ・1℃アップ入浴と3日置き身体メンテナンス 入浴混合法
以上の方法を ご自分の症状や体調と照らし合わせて選択され、1回2回と重ね、お風呂で身体を修復という形で、治療抵抗を余儀なくされるマウスドライやアイドライの症状を和らげます。
自律神経は末梢神経に分類され、60兆個からなる細胞の働きをつかさどり、意識と無関系に働いている器官を制御している、ゆあば、指揮者です。
つめ井穴(せいけつ)刺激
つめにある井穴を刺激して自律神経のバランスを整えようとする方法
人さし指と中指のつめ先を使いつめにある二カ所の甲根部の井穴を刺激します。

3分程かけてクスリ指(交換神経刺激)を除き左右のつめ井穴を気持ちよい痛み(これが大事)を感じる程度に1本指あたり20秒間キューキューと刺激します。
からだのバランスを整えるのにおすすめなのは、朝の起床後と夜眠る前の、1日2回のつめ刺激です。
先ずは、「つめ刺激」を試してみられ、つづいて、「1℃アップ入浴」でウオーム-アップされ、つぎに行う「身体メンテナンス入浴」に慣れてこられたころには生れ変わった様な体調が出現して来るかもしれません。
「身体メンテナンス入浴」はマイルド温熱療法域の全身温熱療法でありながら、お風呂を使い行われることから他の温熱療法ではえられないアットホームな超コストパフォーマンスの良いセルフセラピーといえます。
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