炎症性腸疾患の軽減の手助け

炎症性腸疾患(IBD)について

 アイテムでは、風呂習慣に「バスホメオスタシス誘導療法」を取り入れてホメオシタシス生体の内部環境が安定に保つ仕組みを誘導することで症状軽減を計画するものです。

 

IBDとは? 原因とは? 症状とは?

下記の解説を使わせていただきました

炎症性腸疾患(潰瘍性大腸炎・クローン病)とは? 症状・検査を解説

 https://medicalnote.jp/contents/181019-005-RG

炎症性腸疾患(IBD)ガイド|日本消化器病学会ガイドライン

 https://www.jsge.or.jp/guideline/disease/ibd.html

研究と治療薬開発(京都大学大学院医学研究科消化器内科)
 https://www.nanbyou97-cure.net/research/

 

症状軽減について

 潰瘍性大腸炎は20万人(アメリカに次ぐ2番目に多い)、クロー病ンは7万人を超える罹患者がいるといわれています。食生活の欧米化に伴い罹患者が急増していまいすが、治療は対象療法で根治薬が確立されておらず厚生労働省により難病に指定されています。この病気の問題は、未来を背負う2030歳の若い人が発症するケース多いことです。本病気は本当に大変であり、本会も何かと考え、苦悩な前途を照らす光明となる軽減の対策としてホメオスタシスを誘導する自助温熱療法「バスホメオスタシス誘導療法」を提案するに至りました。

 

「バスホメオスタシス誘導療法」とは

 炎症性腸疾患の罹患者に自身をストレス耐性化しストレス環境下での生存を可能にするヒートショックプロテイン70HSP70)という「構造的に不安定なタンパク質の折り畳みや安定化を手助けし、凝集体形成を抑制、タンパク質の膜輸送に関与など」の機能を有すストレスタンパク質が増えていることが分かっています。本会ではHSP70をさらに増やすことにより炎症性腸疾患を抑え症状が少しでも楽になるのではないかと考えました。

 HSPは熱、運動、薬物、酸、エタノール、活性酸素、紫外線、低酸素状態、重金属,飢餓など様々なストレスによって誘導されますが、中でも名前の由来にもなった「熱」が一番多くHSPを誘導することから本会が提案する風呂習慣を元のした「バスホメオスタシス誘導療法」を症状軽減に提案しています。

 「バスホメオスタシス誘導療法」は入浴という「予備加温」と入浴後の「保温」という温熱療法の要となる温熱作用で構成されていて、「39℃~42℃の温湯で舌下温38℃に到達後さらに2~3分間入浴後10~15分間の保温を行い、終了後に発汗につり合う水分を補給する治療法」としています。

「バスホメオスタシス誘導療法」は「予備加温」と「保温」が浴室で行う本会が考案した独自ものです。

 

自助温熱療法としてのバスホメオスタシス誘導療法

風呂でおこなうバスホメオスタシス誘導療 2023-03-28 163154.png


炎症性腸疾患の軽減に期待できる要因

HSF1 HSP70による炎症性サイトカインや細胞接触因子の生産抑制

HSP70よる自然免疫と適応(獲得)免疫を刺激することによる免疫応答の活性化

障害となり悪化に働く酸化ストレスを低下作用

腸障害の繰り返し(細胞接触因子の増⇒炎症の悪化⇒活性酸素の腸粘膜の障害)の抑制

生体に備わった正の免疫反応を強め、負の免疫反応を弱め炎症反応の抑制

活性酸素と抗酸化能のバランス乱れによる酸化ストレスの低下への働き

HSP25による酸化ストレス障害から大腸粘膜を保護する作用

 

 尚、世の中には色々な入浴法が紹介されていますが温熱療法と位置付ける治療法であれば、「保温」を四季を通じて確りとした方法で説明のあるものを選択ください。「保温」が治療の要となり大切であることを承知ください。

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