線維筋痛症(FM)の統合的治療について

統合的治療

効果目的を同じくする治療法が十分に発揮してより高い治療効果を目指して、これらの治療法を組み合わせて治療することを呼ばれています。

 

ホメオスタシス(生体の内部環境が安定に保つ仕組み)のフィールドバック調節をバスホメオスタシス誘導療法によって誘導し病態や障害からからだを保護する防御手段として導き、からだの内部環境正常な状態に保とうとするものです。
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クスリと統合
 クスリの多くは対症療法(疾病の原因に対してではなく、主要な症状を軽減するための治療を行い、患者の自然治癒能力を高め、かつ治癒を促進する療法)の役割での投与であって、マイルドハイパーサーミアに属す「バスホメオスタシス誘導療法」のホメオステシス(自然治癒力)
との併用は下記の図の様に相反するものではなくどちらかというとクスリの増感となる働きがあり寛解、完治を高めます。

 クスリとBMHの統合的治療理論png75.PNG

表をクリック頂くと拡大します)

バスマイルドハイパーセーミア(BMH)は、バスホメオスタシス誘導療法とトリプル感覚調節療法を表します。

 がん治療の場合ですが、多くの抗がん剤でマイルド温熱療法によって抗腫瘍効果が数倍になることが確認されています。
ゲムシタビンに関してですが、投与24時間後のマイルド温熱療法もしくは温熱療法48時間後の投
与で増感されると報告があります。

 数多くの自験例での経験から
ゲムシタビンを含むほぼすべての抗がん剤で、クスリ投与と同時期の温熱療法で期待される増感効果が得られる報告があります。

バスホメオスタシス誘導療法自助治療はマニュアルブックレットを読んでいただくことで風呂で実施が可能となります。

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また、現れる効果としては、自己のホメオステシスと温熱効果が上手くフィットすれば思いがけない効果として表れてきますので、先ずは、体調に見合った入浴方法でお試しください。

尚、温熱刺激が痛みを誘発するケースは中止していただきます。

 

 

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