バスホメオスタシス誘導療法の誕生
1996年に「なら式温熱療法」が誕生し、不妊の冷え性の改善を皮切りに反復着床不成功例の卵質改善に評価され考慮されるべき代替医療と不妊クリニックの先生方よる不妊学会学術講演会で報告されてきました。2009年の鍼灸院開業を機会に、これまでのハイパーセーミア(温熱療法)のスキルを元に家庭での自助治療に向けにとして、信頼の高い代替医療を抱きホメオスタシスのフィールドバック機構を元にしたバスホメオスタシス誘導療法を考案しました。
バスホメオスタシス誘導療法は全身温熱療法であって、医療では、がん温熱療法が知られていて悪い細胞の部分のみを43℃以上に加温して細胞を死滅させる高温方法と40℃前後で全身を加温して免疫力の増強や化学療法の増感を高めるマイルド温域方法がありますが、バスホメオスタシス誘導療法はマイルド温域方法に属します。バスホメオスタシス誘導療法について
治療理論として
身体に生命を維持するために生体恒常性といって生体内の組織、物理的状態を一定に維持する機能(ホメオスタシス)があり、何らかの原因でホメオスタシスが著しく乱れるとケガや病気を発症します。
ホメオスタシスにはフィードバック調節が存在して、生体で、ある反や系が原因となって生じた出来事に、抑制的に働くネガティブ-フィードバックと促進的に働くポジティブ-フィードバックがあり、自動制御の働く機能で、ケガや病気を治す力を表すことから、別な表現として生体防御機構や自然治癒力ともいわれています。
ホメオスタシスとは安定な状態を意味しますが、固定した状態を意味するものではなく、生体には数多くの感覚性あるいは中心に向かう求心性情報(抹消神経から中枢へ向けて神経インパルスを伝える神経)によって成り立つフィードバック調節系が存在します。
これらの求心性情報が常時脳に作用することによって脳によるホメオスタシス調節が行われる。つまり、時々刻々と変化する生体の内部および外部環境の変化を、救心性情報として脳に伝えられ、脳内で統合されて、その結果、自律神経系、内分泌系、免疫系、そして体性神経系の出力を介して内蔵や運動機能の効果器の活動が適切に調節される仕組みとなっています。(図 1)
ホメススタシスのフィードバック調節による生体の修復機構は体温の設定値あるはセットポイントによってコントロールされていることから、バスホメオスタシス誘導療法によって体温セットポイントを高いレベルにズレルことによってフィードバック機構を修復に働きます。
からだを正常状態に保とうとする生体の修復機構(フィールドバック機構)
🛀分子生理学および細胞レベルにおけるフィードバック調節
🛀免疫制御におけるフィードバック調節
🛀神経系を介するフィードバック調節
🛀血液循環のフィードバック調節
🛀液素性(組織液、リンパ液)の路によるフィードバック調節
🛀骨格筋運動のフィードバックによる調節
🛀瞳孔(どうこう)径のフィードバック調節
ホメオスタシス修復の使い方
⁑身体メンテナンス入浴を収得するには《お風呂で治す「実践e-mail」》があります。
🛀がん
がん治療(化学療法・免疫療法)を増感できる風呂の使い方があります。
🛀不明痛や慢性痛
7つの鎮静で痛みを楽にできる風呂の使い方があります。
🛀アルツハイマー型認知症(AD)
AD発症抑制に風呂の使い方があります。
*但し、ステージ2までで、お風呂に入れる方とします。
🛀パーキンソン病
徒歩の改善リハにマッチした風呂の使い方があります。
🛀激腹痛、頻繁下痢
ストレス緩和、痛み改善、次第に増える血便に、脚部入浴で楽にできる
方法があります。
🛀神経性胃炎
ストレス緩和、下痢改善、GOL向上にヘソ下湯で楽にできる使い方があ
ります。
🛀閉塞性動脈硬化症(ASO)
心地良い発汗をまたらし、血流の改善に風呂の使い方があります。
🛀維筋線痛症
痛みを軽減に気楽(ローコストで簡単)に試せる風呂の使い方があ
ります。
女性におすすめ
身体メンテナンス入浴の名を分かりやすくするために今日では「マイルド入浴」と呼んでおります。
⁑入浴法を収得するには《お風呂で治す「実践e-mail」》があります。
🛀不妊症
妊娠率向上に卵DNA修復・着床メカニズム修復の風呂の使い方が
あります。
🛀シェーグレン症候群
口や目の渇きが楽にできる風呂の使い方があります。
🛀膀胱痛や排尿痛
膀胱をやわらげて痛みを楽にできる風呂の使い方があります。
🛀線維筋痛症
長期間苦しんでおられる痛みを楽にできる風呂の使い方があ
ります。
🛀月経前症候群
月経を改善してお悩みを楽にする風呂の使い方があります。
🛀筋痛性脳髄膜炎/(ME/CFS)
ME/CFSで苦しんでおられる症状に抗酸化ストレス低下で楽に
できる風呂の使い方があります。
🛀夜間尿や尿トラブル
循環良好、膀胱柔軟化をもたらす風呂の使い方があります。
バスホメオスタシス誘導療法の頻度としては、病名や症状、罹患年数にもよりますが、基本的には、「何らかの改善に向かう状況まで毎日」又は、「週に2回、又は、3日に1回」を試みます。
*投薬治療中でのバスホメオスタシス誘導は対症療法の効果を高めてホメススタシス(防御機構)を調整し早い完治を応援します。
*生活習慣病など良性疾患も対応できますのでお問い合わせください。