
お風呂の使い方を変えて普通の生活を取りもどしましょう
症状改善と自然治癒力を引出す効果作用
『バスホメオスタシス誘導療法」 からだに備わっているホメオスタシス(生体の内部環境が安定に保つ仕組み)のフィールドバック調節を全身温熱療法によって誘導し病態や障害からからだを保護する防御手段として導き、からだの内部環境を正常な状態に保とうとするものです。
全身温熱療法の身体を加温する媒体として「液体」(温水)と「電磁波」(赤外線)がありますが、「温水」には、深部温上昇が高率的、ローコスト、スローライフの3つの優位とする特長を活かせることから浴室での「バスホメオスタシス誘導療法」に使用しています。
また、間質性膀胱炎の「バスホメオスタシス誘導療法」の効果的な入浴法として「バスホメオスタシス誘導療法」と「体温1℃アップ入浴」の組み合わせがあります。

 
以下に、間質性膀胱炎における入浴法による8つの改善効果を紹介します。
膀胱痛や排尿痛の改善に働く ✪C線維閾値(しーせんいいきち)の上昇 膀胱感覚を伝える知覚神経はAδ(エイデルタ)線維とC線維の2種類があって、尿意や正常の排尿反射は骨盤神経を由来するAδ線維によって引き起こされ、痛みなど強い侵害刺激のみに反応するC線維があります。間質性膀胱炎ではC線維へとシフトして痛みが発現されます。痛みは、直接での加温で痛み閾値のC線維閾値が上昇し結果的には痛みが和らぎます。 ✪セロトニンの分泌促進 脳内の神経伝導物質であるセロトニンは、脳内の痛みの伝わりを抑えてくれて、感じる痛みを和らげる働きがあります。また、不眠症やうつ病の改善に働きかけます。 ✪鎮痛作用のβ(ベータ)-エンドルフィンを誘導 脳内モルヒネとも言われモルヒネの6.5倍と鎮痛作用を要するβ-エンドルフィンを誘導し痛みの緩和に働きます。 ✪血流促進が痛み物質や老廃物の流失除去に働く 膀胱壁や粘膜に駐在する痛み物質のブラジキニン(痛み物質中最強の物質)やプロスタグランジン(痛み反応性を高める物質)や、乳酸などが血行促進によって流失除去され痛みをやわらげます。
頻尿の改善に働く ✪軟部コラーゲン線維の柔軟化作用 温熱効果にはコラーゲン繊維柔軟化があり膀胱壁を構成しているコラーゲン線維を柔軟化(やわらかに)して痛みや違和感を改善に働きます。 ✪排尿筋(膀胱平滑筋)を温熱性弛緩(おんねつせいしかん) 頻尿を起す過活動膀胱は排尿筋が過剰にギュット収縮してしまうため、尿溜め量が少なくなり、急に強い尿意を感じたり、トイレの回数が増えたり、おしっこが我慢できなくなるなど、面倒な排尿トラブルが起こります。温熱によるγ(ガンマ)神経系の活動抑制や視床下部ーγ経路からの抑制、2つの抑制機序で筋緊張の減弱が得られます。また、入浴中に運動負荷を加えるることで筋痙縮の改善が向上する報告もあります。
膀胱壁や粘膜の修復に働く ✪細胞をストレスから守るヒート・ショック・プロテイン(HSP)の誘導 膀胱壁や粘膜はタンパク質で構成されています。そのタンパク質が何らかの刺激で傷つくと傷ついたタンパク質を修復に当たるHSPを誘導して、障害を受けている膀胱壁や粘膜を修復に働きます。 *痛みの発現が長くなると過度の精神的ストレスでHSPの枯渇(こかつ)を招き、度が過ぎるとうつ病の様になってしまいます。 この場合、温熱ストレスという発現メカニズムの違うHSPの誘導によってHSPを補いうつ病の予防改善に働きます。 ✪副腎皮質ホルモンの分泌刺激 間質性膀胱炎の原因は不明ですが、アレルギー疾患や自己免疫疾患が関与しているのではないかと考えられています。副腎皮質ホルモンは、抗炎症、抗アレルギー作用があって炎症やアレルギー症状を抑える働きがあります。
*上記の効果作用の資料は無断での複写(コピー)・複製・転載を禁じます。
願わくは薬に頼らなくともよい普通の生活を願って、温熱効果を誘導する「バスホメオスタシス誘導療法」に変えて、あなたが損ねていると考えられる自然(自己)治癒力を正常に戻すことをご提案します。
心因的ストレスは間質性膀胱炎の症状を悪化させる
ストレス解消・酸化ストレス低下のトリプル感覚調節療法
バスホメオスタシス誘導療法をベースにアロマセラピーとミュジックセラピーとの3つの感覚調節法から構成されているトリプル感覚調節療法をあります。
バスホメオスタシス誘導療法とトリプル感覚調節療法の実践はマニュアルブックレットで始めることができます⁑
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