痺れのある方キャンサートリプルセルフケアを目ざしキャンサフリーをチャレンジしませんか!

キャンサートリプルセルフケア(Cancer Triple Self-Care:CTSC)は、生きるが「楽しく」や「喜ぶ」にするためであって、CTSCは、自身の副交感神経優位を組み立てて自然免疫を高めてキャンサフリー(がんが無い)を目ざします。 

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簡単ではないと思いまうすが、がん治療をどう生きるかでなく、自分らしくどう生きるかに関心を向けられことが大切と感じます。

トリプルセルフケア(Triple self-Care:TSC)は、痺れ刺絡自己療法障害末梢神経の回復と自然免疫を活性化の風呂でのマイルド入浴がん予後予測因子NLRの自己測定、TSCを心強いルーティン・ワークにして自分らしく生きる力にします。

しびれ腕 2023-09-26 152014.png        しびれ脚2023-09-26 152108.png

痺れの発生 

がんでの痺れには、がんの進行によって生じる痺れと、抗がん剤を服用して生じる二つの痺れがあります。いずれも、末梢神経が障害されて発生します。 

末梢神経障害を起こしやすい抗がん剤 一覧表を示します:masshousinkei7.pdf

がん薬物療法と末梢神経障害 我慢をしないで早期に対処しましょう:masshousinkei1.pd

 

がんの進行によるも

脊髄からでる神経が圧迫され、その神経の支配する領域 に痛みや痺れが生じます。手足の先端に至る末梢神経ががんによって圧迫や浸潤 (しんじゅん)されると、手足に痺れが現れます。また、血管にがんが浸潤すると、焼き付くような痛みと痺れが起こります。

 

抗がん剤の服用によるも

抗がん剤に含まれる成分によって末梢神経の細胞 のDNAの合成障害によって痺れが副作用として引き起こると考えられています。 

抗がん剤によっては服用して3日目から痺れの前兆が現れるものもあります。 

痺れの持続は6~30ヶ月以上続く場合もあります。 

痺れを完全に取り去る有効なくすりはありません。 

痺れは局限して強く起こることはありません。

 

「痺れペア療法」とは

痺れに特化した「痺れペア療法」は痺れ軽減の鍼療法と末梢神経障害の快復とするマイルド入浴との相乗効果があります。

「痺れペア療法」の特長は、痺れの軽減だけでなく障害末梢神経の修復を目指し快復が期待できるのが他の治療との大きな違いであって特長といえます。

また、痺れ痛みの程度を知るフェイスビジュアルスケール(疼痛評価)があり治療前後に使い症状判断が気軽に行えます。

尚、「痺れペア療法」は、鍼療法(刺絡)とマイルド入浴の互いの効果による痺れ完治を目標にしていることからペア療法が望ましいことを付け加えておきます。

 

「痺れペア療法」の役割

 鍼療法は特殊円皮針療法と刺絡療法で痺れ軽減とマイルド入浴による痺れ軽減と末梢神経の回復を目指して痺れ根治を目指します。 初回施術として最初の1週間に5日続けて「痺れペア療法」を行います。初回時に、マイルド入浴のやり方の説明が加わります。

 

鍼療法(特殊円皮鍼と刺絡)の役割

特殊円皮鍼(痺れと関連するつぼ刺激)や刺絡(痺れ経絡の井穴にほんの少しチックとする刺激での出血)による痺れ軽減の施術を取り行います。

指井穴 2025-03-24 100634.png

 技術効果

無痛「散気鍼」での即効的に痺れの軽減が期待できます。

刺絡(しらく)による気血運行の通路を良好にする働きがあります。         

特殊円皮鍼(とくしゅえんぴしん)による痺れ周辺への刺激による痺れ軽減の処置があります。 

 作用効果

からだに備わっている内因性鎮痛機構に活力を与えます。

痺れからの痛みに脳内モルヒネ様物質で鎮痛に働きます。

脳から痛みを伝える下行性痛覚を遮断に働きます。

⇒ うっ滞した血液を取り除き、血液の循環を改善します。

 

★★痺れや痛みをフェイス・ビジュアル・スケールで確認することができます。

「マイルド入浴」の役割

温熱刺激において、「二次変性やマクロファージの遊走,再生神経が対照群より早くから観察され,寒冷群で遅延していた。シュワン細胞はマクロファージなどの炎症性細胞を誘導し,神経再生に必要な種々の成長因子を分泌すると言われており,温熱刺激は髄鞘変性を促進することで末梢神経の再生を促進する可能性が示唆された」との報告があります。 また、痺れのある皮膚下層には辛い症状を増強する「冷え感覚」があります。温熱刺激には東洋医学で言われる冷えを招く「瘀血」*(おけつ)や血液の流れを悪くする「硬結」*を改善する働きがあります。

「瘀血」は東洋医学的な用語で血流が低下して臓腑(内臓)や経絡に停滞すると生じる症状です。

「硬結」は組織が病的に硬くなった状態。痺れではしこりが板状になり痺れを増強します。

 技術効果

マイルド入浴の温熱効果に7つの鎮痛作用があり痺れ、痛みの緩和が期待できます。

マイルド入浴に1℃アップ入浴~3℃アップ入浴があり目的に応じて使い分けます。

マイルド入浴は障害末梢神経の回復と更にリンパ球を活性化する働きがありがん抑止に働きます。

マイルド入浴はストレス耐性を作りストレスに強くすることができます。

 作用効果

 憂うつな気分の解消に働きます。

コンクリートのような皮下冷感の解消に働きます。  

病変部の末梢血管を拡張させて虚血を解消します。

⇒ 障害を受けた末梢神経の回復につなげます。

⇒ マイルド入浴後に痺れ軽減が約3時間程度に見込まれることから、この間に運動とストレス解消と筋肉付けを兼ねて散歩するのも良いと考えます。筋肉はリンパ球を活性化する役割を秘めていることから散歩は一石二鳥と有効なものになります。

 

「鍼療法」と「マイルド入浴」二つの統合は痺れや痛みの緩和を高めこれまでのQOL(生活の質)が改められて向上させます。 

 

「痺れペア療法」の流れ

「痺れペア療法」の効果は、刺絡を行いマッチする人は施術に痺れの改善を自覚されます。しかしながら、短い期間で痺れが良くなることもありますが、痺れは障害末梢神経の回復が真の快復であって3ヶ月~4ヶ月、あるいは年単位での回復期間をようすることもあります。

痺れを軽減してQOL(生活の質)の維持向上を目標

第一目標 「夜間の睡眠の確保」 痺れに妨げられない夜間の睡眠時間の確保

第二目標 「安静時の除痺れ」 日中の安静時の痺れの軽減、消失

第三目標 「普通の日常生活が送れる状態」 体動時や体重負荷持の痺れの軽減、消失

第四目標 痺れの消失が維持され、平常の生活に近づくこと

 

「痺れペア療法」自己技術指導!

お教えします技術的処置に、鍼療法として貼るだけのセルフケアとして使われる円皮鍼と井穴(せいけつ)を穿刺器で刺しわずかな量の血液を出す刺絡鍼法。そしてマイルド入浴という自宅のお風呂で行う身体をマイルドに温める二つの療法があります。

刺絡は厚生労働省からも鍼灸師にとってきわめて重要な鍼法の1つと認識されています。刺絡は専門技術を必要としますが、ご自分でおやりになることは何ら問題ありません。マイルド入浴はいつもの入浴に保温をプラスすることで温熱効果を発揮させて様々な臨床効果を発揮します。

 

  

「初回限定痺れペア療法」の設置

キャンサーサバイバーのキャンサー(がん)の種類やステージ、治療方法、抗がん剤、投薬期間、痺れ期間などの過程や、現状の痺れによるQOL(生活の質)やADL(日常生活動作)の程度差などを考慮し施術が有効なものかを見極めていただくための手段として「初回限定痺れペア療法」を設けました。

 

受託には施術内容の承諾が必要 

1週間に5日を続けての鍼施術(刺鍼、刺絡、円皮鍼)とマイルド入浴のやり方を取得していただきます。鍼施術は、痺れの軽減の役割であり、マイルド入浴は、末梢神経傷害の修復に働く役割があります。 

二つ働きが統合され到達すれば末梢神経の回復につながり痺れの原因を淘汰されれば痺れが軽減され鎮静に向かいます。 

要するに、5日間の「初期ペア痺れ療法」をフェイス・ビジュアル・スケールを基に評価してこれからの治療を継続をするか、しないかを判断さえていただく考えです。軽減が見られた場合には、相談へて定期的な治療の継続をお勧めします。軽減が見られなかった場合はご相談させていただき別のツボを試すかマイルド入浴だけにして頂くかを相談させていただきます。

軽減が見られた場合の治療の継続にセルフケアで行うことも選択の一つになります。

 

見極め特別価格を設定
初回限定痺れペア療法は、依頼者の痺れ発症の程度が様々であり軽減にペン療法その効果が発揮するものかを試す期間であり試しやすくする為に特別価格にしています。  

 

初回限定痺れペア療法料(1週5回分):14,800円(1回平均:2,960円)

内容:鍼施術(接触鍼・刺絡・特殊円皮鍼)とマイルド入浴の実施方法の説明(保温シート作りと保温シート含む)がセットになっています。

刺絡は厚生労働省からも鍼灸師にとって極めて重要な鍼法と認識されておりますが、ご自分でおやりになるセルフケアには問題はありません。専門技術を誰もが行える様に工夫した方法をお教えします。

往診では別途、交通費を申し受けます。

 

セルフケアのお勧め
刺絡は衛生観念を基に専門技術を必要としますが、ご自分でおやりになることは何ら問題ありません。がん征圧に前向きな気持ちが大切で自然免疫を向上させる役割も担っています。また、治療時間の拘束や治療費の軽減、そして治療期間等を考え合わせればセルフケアがお勧めできます。技術や要領をお教えしますので遠慮なくご相談ください。