~入浴をマイルド入浴に変えがん戦略~

がん温熱療法に患部を43℃以上にあげてのがん細胞を死滅においやる加温法と、報告者によって違いのある体温より少し高い38~40℃または39~41℃のマイルド温熱療法といった全身温熱療法があります。バスマイルド入浴は38.5℃~39.5℃域のマイルド温熱療法に属しています。また、バス利用の温熱療法でありますが、がん温熱療法の要である本加温とされる「保温」を正確におこなうためにスキルを活かし考案した「保温」で実施しております。

身体は温もろを味方にがんと闘う(マル) 2024-11-21 180251.png


マイルド温熱療法のがん治療での役割として、放射線療法、抗がん
剤療法、免疫療法と統合しての使われ方があり、これは放射線、抗がん剤、免疫の効果の増感とした脇役的な存在としていて、放射線では治療抵抗性を改善して効果ありする、抗がん剤では薬を減量して有効にする、免疫療法では免疫機能の活性化を通じて間接的にもがん細胞を攻撃などの効果評価であってがん治療の全体を見た評価ではありません。それでもマイルド温熱療法には多くの働きがありがん細胞の征圧や撲滅に役立っています。

 

本来、からだには健康時に37℃レベルの体温があってこれをセットポイントと呼ばれます。熱はからだにとって身を守る大切なジションであって、がん細胞を攻撃する免疫細胞(樹状細胞、細胞傷害性T細胞、ナチュラルキラー細胞)にとって38℃~40℃の温熱処置は免疫細胞の活性化および細胞傷害活性力の上昇に役立ちます。

 

また、マイルド温熱はストレス応答を応用したプレコンディショニングを試みることできて様々な病気や障害から臓器を保護する治療手段として導入できますし、ストレス応答によるストレス耐性も生まれてがん再発予防での生活の質(QOL)の向上に頼もしい存在となります

 

がん治療にしろ、再発予防にしろ、がん関連の対応には多大なるストレスを生み交感神経を緊張させ炎症のバロメーターである好中球を増加させる要因となりがん予後やがん再発予防にとって負の影響を呼び起こすことにつながります。

 

ナラ鍼灸院の「がん三次予防教室」は、上記の内容から風呂の習慣にマイルド入浴をプラスして、がん再生予防を勧めて行きたく思っております。

 

マイルド入浴(Mild bathing :マイルドバッシング:MB)は、特別な器具を使うことなく舌下温で体温を測る、入浴後に「保温」を行うこの二つを守り入浴の仕方を覚えるだけで簡単に実施できます。3日に1回または、1週間に1~2回の割合で「がん戦略の縁の下の力持ち」として気持ちを入れて入浴を試みて頂きたく思います。
                                   MB歴25年 奈良 修次