🛁風呂を味方に妊娠
~温熱不妊療法ネクストステージ~
新しく解明された「卵子の老化」に「卵修復」を提案
新しく解明された「着床メカニズム」に「着床修復」を提案
🔶「卵修復」について
2013年2月に「卵子の老化」の原因に卵母細胞の傷ついたDNAを修復する遺伝子の働きが低下していたと解明され、解明した米ニューヨーク医科大チームは「卵母細胞のDNAを修復できれば、卵巣の老化速度を遅らせることもできるかもしれない」としています。
「卵子の老化」の解明を知り、広い卵子老化の救済者となるために、これまでの温熱不妊療法の遠赤外線療法を見直し簡便でローコストで精度の高い「妊娠メンテナンス入浴」を改めて考案し「卵修復」と「着床修復」という形で取り組むことになりました。
卵修復は、傷ついた卵修復に働く遺伝子の低下を活性化、誘導という形で取り組み、卵老化や不良卵を修復して胚盤胞に至る卵を作り出すことを目標とした方法を開発したものであります。
卵子老化は、女性が30代後半以降になると現れてくるDNAの傷を修復する機能が低下して不良卵化が進行することが分かっています。
その、卵子老化の根拠は、加齢と共にDNA二重鎖切断の修復能力を失うということが明らかになっています。卵子は新しく作られることはなく、加齢とともに傷つき老化する卵子をいち早く食い止めないと赤ちゃん生殖に大きな損失となります。
本書では、卵の老化に対して、くすりやホルモン投与などの化学的な対応ではなく、からだに備わっている、からだの変化に対してからだの環境を一定に保とうとする仕組みの防御機構であるホメオスタシス(生体恒常性)を使い卵母細胞のDNA修復を試みるものです。
修復のメカニズムは、熱ショック因子1(HSF1)の獲得活性能の強い温熱を使ってHSF1を活性化してDNA修復を担う遺伝子を形成しようとするものです。
定義した温熱療法「身体メンテナンス入浴」を基盤とし分子シャンッペロンの生合成をなす「熱スティミュレイション」を的確に発揮してHSF1の誘導を可能にします。
DNA修復を担う遺伝子には、p53遺伝子、BRCA1(ユビキチンリガーゼという酵素)、PARP1(ポリ(ADP-リボース)ポリメラーゼという酵素)などやHSF1-PARP13-PARP1複合体などが存在します。
🔶「着床修復」について
前述した「着床修復」は、新しく解明された「胚浸潤を可能にする子宮内膜の低酸素誘導因子 HIF2αの作用」や「子宮放射状動脈の血流の定常が妊娠を招く確率が高い」などを卵修復と同様に、「妊娠メンテナンス入浴」を通じてホメオシタシスを誘導して「着床メカニズム修復」としています。
提案する「妊娠メンテナンス入浴」による「卵修復3周期プラン」は妊娠力の高い良質卵の育成であり、着床メカニズの良好な環境を構築するものです。
1996 年に「加温ホメオスタシ ス療法」(旧なら式温熱療法)が産声をあげました。
1999年に考案してきた不妊温熱療法(遠赤外線療法)による代替医療によってART反復不成功例の妊娠(臨床)率が約35%を有す報告(2005.11)があり、晩婚による卵子の老化や不良卵子による反復不妊の救済となっています。
新たに考案した『妊娠メンテナンス入浴」は、これまでのプロトコルを改良してさらなる妊娠率の向上を目標とています。また、「妊娠メンテナンス入浴」は風呂を味方にコンビニエンでローコストを活かし誰もが気軽に不妊治療の代替医療として活用いただきたく思います。
最後に、「細胞は温熱に適応しホメオシタシスの下で生存を可能にしている」ことを付け加え一刻も早く妊娠され不妊を克服されることを願うものです。
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“卵と着床”修復の根拠となるホメオシタシス誘導療法
◎バスホメオスタシス誘導療法:Bath homeostasis induction therapy:BHIT
ホメオスタシスはからだを温めることで誘導できます。なぜならば、ヒトは恒温動物であって、俗には温血動物とも呼ばれているように体温を維持する機構を持った動物であり。生体防御ぼ観点から、ヒトの体温は常温よりも発熱している場合の方が、生体防御能が高いことが示されています。
例えば、がん細胞は体温が低い方(35℃)が活発になるとされているし、酸素が薄い方が居心地が良いとされていることから、日常的にも治療予防においても体温の管理は大切と考えます。
これらのことから、我が国には世界に誇る湯を張りからだを沈める入浴文化があることから風呂で行うバスホメオスタシス誘導療法を検証して自助治療法としました。
尚、ホメオスタシスとは「健康でいるために欠かせないからだの仕組み」であることをいい添えておきます。
◎トリプル感覚調節療法:triple sensory modulation therapy:TSMT
ヒトは、ストレス負荷によって、神経系、免疫系それに内分泌系に連鎖反応が起こり、生体機能をアンバランスにすることが分かっています。そこで、緑に包まれた森林の中にへ入り、自然を眺めたっり(視覚)、森林の澄んだ心地よい香りを嗅いだり(臭覚)、自然が奏でる心やすまる自然音(聴覚)を聞いたりすると、心が和らぎ、自分で自分の自由度の高さを感じ、全てが自分のものであると満足感に浸るようになります。
これらの感覚系を適当に組み合わせた感覚療法は、ストレスや酸化ストレスを低下に働きストレスなどが起因とする発症や症状悪化の連鎖反応を感覚療法よって不都合やワズラワシサから解放され機能修復効果が期待されます。当方の感覚系は、聴覚、臭覚、温覚で、温覚はバスホメオスタシス誘導療法を使ってのトリプル感覚調節療法としています。
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~ホメオシタシス誘導に関わる「妊娠メンテナンス入浴」~
「妊娠メンテナンス入浴」には「身体メンテナンス入浴」と「体温1℃アップ入浴」の二つの入浴があります。
「風呂を味方に妊娠を得る」
不妊症
妊娠メンテナンス入浴の「子宝」の役割
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