検証と定義

温熱療法の現状

我が国の医療の現場で実施されている温熱療法には大きく分けて「全身温熱療法」と「局所温熱療法」があります。

本会は全身を治療対象とした疾患を多くあることから「全身温熱療法」の検証が主となります。

 

熱媒体

 熱媒体とは、身体を加温するのに何をもって行うのかであって、医療で使われる全身への熱媒体は大きく分けて、浴槽をつかっての水系(水道水・天然水・入浴剤水・炭酸水)の「対流」をつかって身体を加温するものと、装置をつかっての電磁波(近赤外線・遠赤外線)の「輻射」をつかって身体を加温する2種類が大半を占めています。

 本会は、風呂で行う温熱療法であることから水系であることは云うまでもありません。

 

「対流」とは熱を蓄えた気体や液体が、移動することで熱を他の物質に伝える現象。

「輻射」とは熱が電磁波の形で物体から物体へ色の濃いものに直接伝える現象。

 

全身温熱療法の温熱効果の発揮は何々の熱媒体ではなく深部体温の上昇であって上昇した深部体温の「保温」で真の効果が発揮されます。

 

知って欲しいこと?

 真の温熱療法は、予備加温と本加温とがありただ温めるだけでなく、深部体温を上げ、上がった体温を「保温」という温熱効果で発揮されるのです。ただ温めるのであれば、ストーブで温めるのと大きく変わりません。

 本会が考案した「身体メンテナンス入浴」は風呂で入浴という「予備加温」と保温という「本加温」が浴室で行える画期的な全身温熱療法なのです。

 

治療温熱領域

 温熱療法の温熱領域とは温熱効果の指標といえるもので治療目的の要となるものです。温熱領域で表示される温度は脇下などの表面の体温ではなく深部の体温であり、主となる測定箇所は直腸とされています。

深部体温と体表面温(健康成人)
腋下温(36.036.7℃)、口腔温(36.537.0℃)、直腸温(37.037.5℃)

尚、本会は測定の難易度を考慮して口腔温(舌下温)を活用しています。

 

温熱療法の目的とする温熱領域により高度温(>41.5℃)、中等温(38.539.5)、軽度温(<38.5℃)に分類します。高度温を41.5℃以上としているのは悪い細胞を死滅させる目的としたもので局所温のみであります。全身温においては健康な細胞になんら障害とならない中等温か軽度温に限ります。軽度温には、高価な装置使用になりますが和温療法といって心不全に使われる温和療法があります。

 

尚、本会は生体系では免疫能や血流、神経支配などによって温熱耐性が軽減され、毎日、又は、一日置きの温熱治療が有効とされる中等度温熱療法を選択しています。

ナラ式温熱療法の検証

中等度温熱療法を行う目的

がん治療では

治療と副作用に活用でき、治療においては、抗ガン剤等の増感、放射線治療の効果を増強、がんの抗原の発現を強める、がん免疫療法の増強、がんへの免疫細胞による攻撃増強、がん集学的治療への活用、そして副作用においては、便秘や痛み副作用の軽減、QOL(生活の質)の向上などが期待できます。

良性疾患では

ホメオスタシス(生体の内部環境が安定に保つ仕組み)に熱ショックリセットを加えフイードバック調節を誘導して、様々な病態や障害から臓器を保護する治療手段として、繰り返し治療を余儀なくする難治疾患の改善をはじめ、生活習慣病の包括的な治療法として大きく発展が期待できます。

 

中等度温熱療法を風呂で実践する「身体メンテナンス入浴」

 温熱療法の熱媒体には前述した水系と電磁波がありますが、経済性、利便性、体温上昇性などトータル的に比較検討した結果、水系が良好であったことから「身体メンテナンス入浴」を考案するに至りました。

 

「身体メンテナンス入浴」の定義について

○疾病等における「身体メンテナンス入浴」の定義

 「温湯39℃~42℃で入浴して舌下温38℃に到達後23分間追入浴後1015分間の保温を行い、終了後に発汗につり合う水分を補給する治療法」と定義します

○不妊治療における「妊娠メンテナンス入浴」の定義

 「温湯39℃~41℃で入浴して38℃に到達後23分間追入浴後1015分の保温を行い、終了後に発汗につり合う水分を補給する治療法」と定義します。

「妊娠メンテナンス入浴」では湯温39℃~42℃が39℃~41℃に低く設定しているが特長です。

○がん治療応援における「身体メンテナンス入浴」の定義

 「温湯39℃~42℃で入浴して舌下温38.5℃に到達後23分間追入浴後1015分間の保温を行い、終了後に発汗につり合う水分を補給する治療法」と定義します。

がん治療における抗原提示の出現や疼痛に関与するエンドルフィンの誘導を著明にするために予備加温による舌下温38℃を38.5℃としています。また、がん治療における1℃アップ入浴においても同様の考えです。

○1℃アップ入浴

不妊治療における1℃アップ入浴

 39℃41℃の湯温で舌下温1℃アップ上昇到達する入浴をいいます。

疾病治療における1℃アップ入浴

 39℃42℃の温湯で舌下温1℃アップ上昇到達する入浴をいいます。

がん治療応援における1℃アップ入浴

 39℃~42の温湯で舌下温38.5に到達後23分間追入浴後1015分間の保温を行い、終了後に発汗につり合う水分を補給する治療としています。

 

「身体メンテナンス入浴」を反復治療を余儀なくする疾患などにお勧め

自助治療が対症とする疾病・障害・臓器保護
がん(治療支援)

慢性疲労症候群 

慢性疼痛・不明痛 

筋萎縮予防(手術後や骨折後の痛みや筋委縮

廃用症候群(はいようしょうこうぐん)予防や改善 

アルツハイマー型認知症(発症予防) 

アトピー性皮膚炎(痒み改善) 

ウイルス感染予防

炎症性腸疾患:IBD(潰瘍性大腸炎・クローン病) 

免疫力アクティビティ(自然免疫と獲得免疫のアクティビティ)
インスリン感受性と血糖コントロール改善

アンチエイジング

生活習慣病包括的治療

肺線維症       

肝線維症                                          
腎線維症        
ストレス対応(うつ・ストレス下痢・ストレス体臭)

様々な病態や障害から臓器を保護

酸化ストレス低下(病気の根源を砕く)               

レコンディショニング(ストレス応答によるホメオステシス誘導)

プレコンセプションケア(妊娠前からのケア)

女性限定アイテム

質性膀胱炎(IC)膀胱痛・排尿痛・違和感)

線維筋痛症(FM)の統合的治療

シェーグレン症候群(や、ァジャイナ等のドライ) 

夜間尿・尿トラブル

月経前症候群(PMS)*更年期障害や月経困難症の症状の緩和にも有効) 

卵修復

着床修復

Health request

健康リクエスト

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