アトピーに汗は増悪因子か?

アトピー性皮膚炎を英語ではAtopic dermatitisで「AD」その略号の用語です。 

 

 わたしは、汗は増悪因子かと尋ねられたら、増悪因子になりうると答えます。何故ならば、汗は表皮に出て溜められてアレルゲン侵入を防ぐバリア機能の役割に転じるのであって、汗が表皮に出る前に汗管から漏れ出ることで免疫に関わる肥満細胞が刺激されて痒みの原因になっていることから、汗を表皮に確り出し潤いを保ち適切に汗を処置すれば痒みは激減するのです。

 発汗する箇所が皮膚の表面の表皮なのか表皮の下の真皮なのかで痒みの原因となるのかならないのかの分け目になることから、増悪になりうると慎重な答えになった次第です。

 

        アトピー患者に「汗かくな」はもう古い(資料引用)イラスト(おすすめ女性)png.PNG

 これまでのADの治療では「汗をかくと痒くなる」ことから「汗は増悪因子」とされ、汗をかかない方がよいと指導されてきましたが、汗をかく体質をつくり、汗を思うよう出し、汗の処置を適切にを繰り返すと自然に、その先にはADの克服が見えてくると思います。

 

 

試してください「身体メンテナンス入浴」

 「身体メンテナンス入浴」は入浴という「予備加温」と入浴後に行う「保温」からなる穏やかな温熱療法の代替医療(だいたいいりょう)です。コストパフォーマンスも良く、お風呂で本格的な全身温熱療法が特長といえます。

 

「身体メンテナンス入浴」のシミュレーション

 本来汗は、体温調節機能、保湿機能、感染からのバリア機能などの役割があって、皮膚の恒常性維持が形成されるものです。

 ADの克服に、つぎのキーワードを上げておきます

基礎発汗を正常な状態に 冬こそ汗をかきましょう 汗活は2週間 汗活は低い温度から 2週間後の皮膚がふっくら 活のケアは水洗又はおしぼりと保湿

  尚、開始は実用書「身体メンテナンス入浴マニュアルブックレット」の注意喚起を守りお始めください

 

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